事業所得者必見!会計ソフトを利用した帳簿付けのポイント

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事業所得者必見!会計ソフトを利用した帳簿付けのポイント

青色申告の記帳は、原則、年末に貸借対照表と損益計算書を作成することができるような正規の簿記(一般的には複式簿記による記帳)によることが必要です。
また、平成26年からは白色申告の場合もすべて記帳義務が発生します。

税務申告でも記帳は必要なのですが、月次・年末までの経営成績・財政状況を把握する上でも記帳は重要になります。

現在では、「弥生会計」や「Crew」や「freee」、「MFクラウド」といったクラウド会計ソフトなど普及していますので記帳がしやすくなってます。
ここでは会計ソフトを利用した帳簿を付けのポイントをわかりやすく解説します。
(出納帳形式。伝票は作成せず原始帳票より帳簿を付けるポイント)

1.現金取引

■現金入金は領収書控、通帳(預金からの引き出し)など

■現金支払は領収書をあらかじめ分類でしておく。
1.現金支払の領収書、振込書(現金振込のみ)、現金支払のレシート、通帳(預金への預け入れ)など
2.振込書(預金よりダイレクトに振込)、クレジット払いレシート、領収書など

*2.は現金取引として記帳しない。

現金入金・支払いを上記の書類をもとに「現金出納帳」に入力していきます。
この現金出納帳は、特に現金商売されている場合は重要です。
なぜならこの出入りの記録は全部残らないので、日々、記帳して帳簿残高を実際有高とを合わす必要があります。
おすすめは「現金出納帳」のみ手書き記帳です。
最初は、手書きで記帳をしたものを入力した方が、間違えも検証しやすくなります。

注意点:預金へ振込まれた取引、預金より自動振替、クレジットカード取引は間違って現金出納帳へ記載しない。

2.銀行取引

当座照合表、普通預金通帳をもとに銀行帳(預金出納帳)入力します。
入力後、出し入れ・残高が合っているかデータを確認する。
会計ソフト上では、補助科目で銀行・支店名を登録して入力することにより口座別に銀行帳を作成することができます。

注意点:現金出納帳で入力された預金より引き出し・預け入れ取引は、銀行帳に連動しているので重複入力しないように注意する。

3.売掛取引

得意先への請求書・納品書控をもとに掛け取引を入力します。
入力後、売上・値引き返品・入金などの取引と残高が合っているかデータを確認する。
会計ソフト上では、補助科目で得意先名を登録して入力することにより得意先別に売掛帳を作成することができます。

注意点:現・預金への入金データは、現金出納帳・銀行帳から連動しますので重複入力しないように注意する。

4.買掛取引

仕入先からの請求書・納品書をもとに掛け取引を入力します。
入力後、仕入・値引き返品・支払などの取引と残高が合っているかデータを確認する。
会計ソフト上では、補助科目で仕入先名を登録して入力することにより仕入先別に買掛帳を作成することができます。

注意点:現・預金からの支払データは、現金出納帳・銀行帳から連動しますので重複入力しないように注意する。

掛取引がない場合は、上記3.、4.は必要ありません。

まとめ

基本的には1.~4.を入力して頂きますと、主要簿である「仕訳日記帳」「総勘定元帳」がほぼ連動して作成することが可能になります。
特に総勘定元帳などはそうなのですが、手書きの場合には、間違って転記すると訂正が大変です。簿記の特有の借方・貸方のバランスも合わなくなったりします。
その点、会計ソフトは連動しますのでこのバランスが合わない事はないです。

出納帳形式では、共通して「日付」「勘定科目」「摘要:取引先名、内容」「金額」を入力します。
このうちイメージしにくいのが「勘定科目」です。
この勘定科目はイメージしやすいものもあれば、しにくいものもあります。
多くはないので数ヶ月入力していただければ慣れます。
会計ソフト側でも勘定科目ナビゲーター機能があるソフトもありますし、国税庁の方でも決算書の書き方に勘定科目の説明も出ていますので、最初は調べて覚えてみてください。

「勘定科目」をマスターすれば入力がスラスラと出来るようになります。
業績のリアルタイムな把握のためにも、これを機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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