銀行に好かれる決算書の書き方を意識しよう

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d0749a71d946d1f81ff6b7f5367bf999_s起業したばかりの経営者は、銀行とどう付き合ったらいいかわからない人がほとんどだと思います。
それは、銀行があなたの会社のどこを見ているか、何を望んでいるかを知らないからです。

銀行がお金を貸す条件はシンプルです。
「増やして返してくれる企業」
には、喜んで貸してくれます。

ではどのように、銀行に対してアピールしたらよろしいのでしょうか。

銀行が好むポイント

たとえば、女性が男性を見るとき、靴や鞄をみると言います。
スーツの仕立てが良くきれいなものを着ていても、ほんとうに余裕のある人、おしゃれな人は、普通の男性が二の次になりがちな靴や鞄で、その男性の人となりを判断しているというのです。
ですが、女性が男性をみるポイントがわかれば、男性は自分なりの対策をうてるというわけです。

経営者の銀行対策も同様です。
まずはどのような決算書になれば、銀行が喜ぶのか、どのポイントを好んで重視しているのかを知ることが先決なのです。

黒字の決算書

まず最重要のポイントは「黒字」です。
たとえ1円でも決算書を黒字にすることです。
黒字の企業には銀行は基本的に融資を前向きに検討してくれるはずです。

しかし1円でも赤字になっていると、融資実行に対するハードルは、大きくあがってしまうことになりかねないということを覚えておいてください。

ほかにも、一般に銀行からの評価をあげるためには

・増資や利益を積み上げ自己資本を増やす
・余剰資金で借金を返済する
・無駄な資産を売却して総資産を減らす
・より稼いで営業利益を増やす

などが重要です。
税理士と相談し、毎月の月次決算を繰り返すなかで、これらの数字がよくなるように努力してください。

嫌がるポイント

また、銀行が好むポイントばかりを知るのではなく、嫌がるポイントも知っておくべきです。

決算書の中で、銀行が嫌がる勘定科目は次の3つです。

・「仮払金」
・「貸付金」
・「投資」

これらの勘定科目が増えると、銀行の融資実行確率はおのずと減ってきますから、気をつけてください。

これらの科目が嫌がられている理由は、お金が外に出て行ってしまうと簡単には戻ってこないからです。

普通は戻ってこないことが多いし、たとえ戻ってきたとしても元々の金額より少なくなってしまう場合がほとんどであると考えられてしまいます。

以下で少し詳しくお話しましょう。

●「仮払金」

交際費などで領収書をなくしてしまうことは少なからずあると思います。
そのような場合は使途不明金として「仮払金」で処理するケースが多いため、内訳不明であまり好まれません。

●「貸付金」

社長や役員への貸付金が多いです。
返済されていますか?
あるいは親しい取引先への一時的な資金援助などがありますが、回収不能になっていませんか?

●「投資」

もしも銀行から借入して、本業とは関係のない株式を購入していたりすると銀行は嫌がってしまいます。

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