経営判断を行う時の考え方6か条

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経営判断を行う時の考え方6か条
総大将たる社長には、物事を決断する責務があります。
「これは良い」、「これは悪い」、「これはやる」、「これはやらない」、「これは続ける」、「これはやめる」、「これはもっとやる」、「これは減速する」…等々、多くの判断を日々行っているはずです。

過去の判断の結果の良し悪しの結集が、現時点の経営状況そのものです。
過去の判断が総じて正しければ、現状で良い結果が出ているはずです。
今、上手く行っていなければ、それは過去の判断の結集が正しくなかったということです。

将来の経営を良くするためには、今からの判断の精度を向上させることしかありません。
一つ一つの判断をより丁寧に、正しく行いましょう。

迷った時・悩んだ時の6つの判断指針

  1. 悩んだら、アッパーでニッチに向かってください。
  2. 悩んだら、近いところ(地上戦)から攻めてください。
  3. 悩んだら、強いものに絞ってください。
  4. 悩んだら、自分の考えを信じてください。
  5. YESかNOの判断だけではなく、程度加減を決める判断の方が多いことを知ってください。
  6. ベストを求めていたのではGOの判断はできません。ベターで良しとして始める癖をつけてください。

以下、判断基準、判断時の考え方6か条をご提案いたします。
                            

1.常に『アッパーニッチ』(ロアマス→×)を目指してください。

商品やサービスの開発や市場の開拓時には『アッパーニッチ』を狙いましょう。
絶対に『ロアマス』は狙わないでください。

⇒『アッパーニッチ』とは、高級、高付加価値ゾーンのスモールマーケットのことです。
⇒『ロアマス』とは、低価格帯のBIGマーケットのことです。

2.まず『地上戦の営業』(空中戦の営業→×)を企ててください。

新しい物やサービスを世に問う時には、まずは自分の足で、自分の人脈の範囲内から攻めてください。
空中戦は、地上戦で加速を付けた後に行います。

⇒『地上戦の営業』とは、自分の人脈の範囲内での営業活動のことです。
⇒『空中戦の営業』とは、マス媒体を活用する営業のことです。

3. 『エコ贔屓の経営』(総花的な経営→×)を行ってください。

経営資源は、強いもの、伸びている所に集中して投下してください。
総花的になってはいけません。
人事においても、伸びている人をさら伸ばす…
まずはこれです。

⇒『エコ贔屓の経営』とは、長所に集中する経営のことです。
⇒『総花的な経営』とは、分散する経営のことです。

4.『ワンマンな経営』(協議の経営→×)を行ってください。

衆智を集めることは重要です。
しかし、結論を協議して出す…
これは正しくありません。
社長一人が全責任を負って決めてください。

⇒『ワンマンな経営』とは、経営判断は社長が一人で決める、この自覚を持つ経営のことです。
⇒『協議の経営』とは、協議して経営判断を下すことを意味します。

5.『程度加減の判断』(YESかNOの判断→×)を意識しながら経営してください。

経営判断の多くは、YESかNOではなく、もっと早く、もっとたくさん、いや、セーブして…
このように程度加減を決めることが多いものです。
経営とは程度加減を図っている…
この認識を持って判断してください。

⇒『程度加減の判断』とは、その程度加減を決めることです。これが難解です。
⇒『YESかNOの判断』とは、その判断の可否を決めることです。

6. 『ベターな経営』(ベストな経営→×)を目指してください。

経営の場で、ベストな状況に遭遇する機会は稀です。
ベストにこだわり過ぎると前に進めません。経営はベターの集合体である…この達観が必要です。

⇒『ベターな経営』とは、ベターを良しとする経営のことです。
⇒『ベストな経営』とは、あくまでもベストありきで進める経営のことです。

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