今まで認められなかった経費が認められるようになった理由とは

LINEで送る
Pocket

c312f41266e8cfecd65eff935db60948_s一人で喫茶店に入り、そこで仕事をした場合、それは経費として認められるのか、という問題について考えてみましょう。

10年以上前であれば、喫茶店というのは、二人以上で入りそこで軽い打ち合わせを行ったり、皆で企画を練るということが普通でした。

また、外回りの営業マンなどは、サボリの定番場所が喫茶店になります。

夏は冷房がきいており、冬は寒さをしのげる。またタバコも吸える。

それが1~2時間、300~500円ぐらいのコストで可能になるわけですから、営業マンであれば、自分の行きつけの喫茶店を、よく訪ねる営業先の地域毎に2〜3つはもっていたと思います。

時代の変化と共に環境や働き方がかわる

ですから、当時の常識としては、喫茶店に一人で入ったら、その目的はサボり。

百歩譲って仕事をしているとしても、レポート用紙と鉛筆などをもちこみ、企画書を書くというようなことに限られてきますから、企画のような紙ひとつ、ペンひとつでできるような仕事以外は、喫茶店の領収書は「個人の飲食代」となり、なかなか認められない性質のものであったことは事実です。

ですが時代は進み、現在では外回りの営業マンならほぼ100%、ノートパソコンを持たされていますし、インターネット通信ができる機器をもっています。

また、通信機器を持っていないビジネスマンでも、スターバックスコーヒー(スタバ)店内には多くの店舗で専用のWi-Fiサービスが整えられつつありますから、ノートパソコンやタブレットをもっていれば、ネットを介した仕事ができるようになってきているのです。

さらに、近頃ではスキャナやプリンタまで持ち歩いているビジネスマンもいらっしゃいます。

たとえ一人で喫茶店にはいったとしても、基本的に自社オフィスにいるのとそんなに大差のない仕事環境が構築できています。

こうなると、これまで認められる性質のものでなかった経費が、経費として落とせるようになってきます。

ではなぜ、仕事環境が違うと、喫茶店の領収書が経費で落とせるようになるのでしょうか。

「道具」と「職種」がポイント

ここに1つのヒントがあります。

ノートパソコンをもっていれば、スタバで仕事のメールをチェックすることもできますし、資料を作成し、取引先に送付することができます。

必要な「道具」があり、その道具をもった上で、外回りが仕事上必須とされる営業マンのような「職種」であれば、喫茶店という場所代を「経費」として認められる可能性がアップするということです。

たとえば、あなたがデザイナーだったとします。

流行の映画を見にいったとしても、その映画をレジャーとして楽しむのではなく、登場人物の服装や、全体の美術的要素を勉強しにいったのであれば、その映画代は経費として認められる可能性があるでしょう。

また、グアムにダイビングにいったとしても、あなたが「グアムでの秘密ダイビングスポット」というような本を書いて出版すれば、グアムまでの交通費やダイビング代は、経費として認められる可能性があるということです。

ふつうに考えれば個人の遊興費とされてしまう経費でも、自分の職種に照らし合わせて、必然的な理由があれば、認められます。

ですから、自分の仕事の幅を増やせば、おのずと経費として認められる範囲が増えていきます。

起業した初年度からは無理でも、年々、本業と関連した仕事の幅を増やしていくように、意識していきましょう。

すると、これまで落ちなかった経費が、経費として認められていくようになります。

LINEで送る
Pocket