まずは現状を把握し計画を立てることから

LINEで送る
Pocket

まずは現状を把握し計画を立てることから

具体的にキャッシュリッチ経営をめざすためには、何をすべきなのでしょうか。
 
売上ではなく、利益に重点をおいた経営をすればよいのでしょうか。
 
間違ってはいけないのは、利益も売上と同じく、単なる会計上の活用解釈です。
つまり、決算の方法によっては利益がでたり、でなかったりしてしまいます。
経営者は売上と利益だけを考えるのではなく、キャッシュがどれぐらい会社に残っているのかを一番重要視しなければいけないのです。
 
そのためには次の「5つのこと」を実践するようにしてください。


 

キャッシュリッチ経営実現の5つのポイント

1.決算カウンセリングを必ず受けること

決算カウンセリングとは、申告時につくった決算書をもとに、税理士と一緒に経営分析し、会社の現状を知ることです。
顧問税理士に頼んでみましょう。
できないようであれば、他の税理士に尋ねてみるのもおすすめです。
 

2.経営計画をつくること

決算カウンセリングを受けると、会社の現状が把握できますが、これだけでは不十分です。
未来に対する設計図がないからです。
家を建てるときに、設計図がなくて作り始める建築家はひとりもいません。
経営者も同様、A3用紙1枚でもいいので、来年は
「誰に」
「何を売って」
「どのように利益をあげるか」
「必要経費はいくらくらいか」
「目標利益をあげるためにとるべき行動」

を明確にしておくのです。
 

3.必ず月次決算を行う

経営者たるもの、今月は目標を達成できたのか、できなかったとすればそれはなぜなのか、できるだけ短期のうちに把握しておかねばなりません。
できの悪い経営者は1年に一度、普通の経営者は四半期に一度、優秀な経営者は毎月、売上と利益を把握しています。
月次決算ができるようになれば、日次を目指しましょう。
単純に回数がおおいほど、キャッシュリッチ経営に近づくことができます。
 

4.全員参加の経営を行う

いま多くの企業が倒産していますが、その多くは「昭和タイプ」の経営をしている会社です。
社長に権限が集中してしまい、他の社員はいわれたことをやるだけで、モチベーションがあがらない組織では、競争の厳しい社会で勝つことはできません。
 

5.会計事務所(税理士)を「経営のパートナー」として活用すること

社長一人ですべての経営判断をするのに負担を感じる方も多いと思います。
会計事務所は記帳や税務申告の代行をするだけではありません。
経営者にとって、必要な情報を提供したり、社長と一緒になって事業計画を作っていける存在です。
つまり、社長が外部ブレーンをうまく使いこなせるかどうかで、その企業の将来性が決定します。
 
また、パートナーの税理士を選ぶ際、その税理士が何らかのネットワークをもっているかどうかを確認するようにしてください。
孤高を保つ優秀な税理士さんもいますが、現代は総力戦の時代です。
ネットワークの広い税理士は、一人の税理士に比べて情報量が多く、多くの会社をみる機会が多いため分析力にも差があるからです。

この5つを実行することで、キャッシュリッチ経営に近づいていくことができるでしょう。

LINEで送る
Pocket