経費として計上できるものとできないもの

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0473cade02b59296173de49b4fe3b106_s「起業したら何でも経費にできる」

こう思っている人は多いと思いますが、そう簡単にいかないのが現実です。

使用目的や使用状況により、経費にできるものとできないものがあるのです。

具体的にはどこで判断されるのか。今回は、経費として計上できるかできないかの基準をお話します。

フェラーリとクルーザー、経費で落とせるのはどっち?

ある社長さんがいました。

この人は

「起業して成功したらフェラーリとクルーザーを買って経費として認めてもらおう」

そう思っていました。

実際に起業し、成功をおさめたこの社長さんは、早速フェラーリとクルーザーを経費で認めてもらえないか、確認してみました。

結論から言うと、国税不服審判所(裁判所に先立って税務署が行った処分の正当性を審査する機関)にて、フェラーリが認められて、クルーザーはダメだったのです。

詳しくいいますと

「クルーザーは運行記録がないため、業務上必要なものとはいえず、経費とはならない。
フェラーリは車両の検査記録などから業務に使用したことが認められるため経費とされる」

というものでした。

フェラーリもクルーザーも高額でかつ個人的な趣味だといえなくもありませんが、こういう裁決事例がでてしまったのです。

業務として使用した記録があるかどうかがカギ!

ここで明らかになったのは、業務上の支出を裏付ける証拠があれば、経費として認められる可能性が高いということです。

交通費でいえば、どの駅からどの駅まで電車に乗ったかその記録がカードに残っていれば、領収書がなくても許されるというケースに似ています。

ただ、企業規模によっては、社用のモーターボートやクルーザーをもっているところは多くありますし、起業したからには、大きな夢をもちたいものです。

これから起業しよう、成功したらフェラーリやクルーザーを買おう!と考えている方は、税理士に

「将来は、ベンツにのって、葉山マリーナにモーターボートを所有したい」

と宣言しておきましょう。

経費として認められる方法を一緒に考えてくれるはずです。

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