今さら聞けない!? 補助金・助成金のキホン

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今さら聞けない!? 補助金・助成金のキホン
事業を成長させるためには、アイデアや技術はもちろん、それらを実現するための資金が必要不可欠。
そこで活用したいのが、国や自治体などが交付する補助金・助成金です。

近年、銀行融資等とは異なり返還義務のない補助金・助成金に注目が集まっています。
今回は、中小企業が新事業や新規雇用を進める上で活用したい補助金・助成金について解説します。

補助金・助成金の目的とは?

現在行われている補助金・助成金の交付はほとんどが国や自治体によるものですが、では、これらは何のために行われているのでしょうか。

国の政策には様々なものがあります。
現在であれば、女性の躍進、エネルギーコスト対策、産業競争力の強化などが挙げられますが、このような政策目標を達成するために行われているのが補助金・助成金の交付です。
政策目標に合った事業を支援することで、その事業が成長・拡大していくことを推進しています。

つまり、それぞれの補助金・助成金について明確な目的があり、申請書を書く際にはその目的を踏まえた内容にすることが必要です。

補助金・助成金の額は?

補助金・助成金には、所要額の一定の割合の補助が受けられる定率補助と、割合によらず一定額の補助が受けられる定額補助がありますが、多くの場合は所要額の2分の1以内、あるいは3分の2以内とされています。

また、定率補助の場合は併せて上限額が定められていますので、申請の際にはよく確認しましょう。

補助金と助成金の違い

補助金と助成金には、図1のような違いがあります。

  助成金 補助金
分野 主に雇用、能力開発 主に技術開発、エネルギー・環境、地域活性化
条件 要件を満たせば原則として受給できる 要件を満たしても受給できるとは限らない。
受給有無・受給額は、事前・事後の審査によって
決定される

数十万~100万円強 数百万~数億円
証明書類

不要

事業期間終了後、報告書や証憑類の提出が必要
申請期間 通年 年1回、1ヵ月程度

分野を見ると分かるように、厚生労働省管轄のものは「助成金」と言われることが多いようです。

もっとも大きく違うのは受給条件で、助成金が条件を満たせばほぼ必ず受給できるのに対し、補助金は政策の推進に適した事業が審査によって選ばれます。
倍率はそれぞれ異なりますが、数倍から数十倍の高倍率になるものも。これにより、申請から受給までの流れも補助金のほうが煩雑です。

また、補助金を受給した会社に対しては会計検査院の検査が行われる場合もある点が、補助金・助成金の違いと言えます。

認定支援機関とは?

認定支援機関は、中小企業や小規模事業者に対して専門性の高い支援を行うため、国が認定した金融機関や税理士、公認会計士、弁護士などで、正確には「認定経営革新等支援機関」と呼ばれます。

補助金の中には認定支援機関での確認書類が必要なものがあるほか、認定支援機関は会社の経営状態の把握や事業計画の策定、実行において適切な支援・助言を行うことができます。
挑戦したい事業があっても、それに見合う補助金や助成金があるのか分からない場合なども、認定支援機関に相談してみることをおすすめします。

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