確定申告の届け出はどうすればいいの?その5  「e-Tax」で電子申告するとこんなに楽

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「e-Tax」で電子申告するとこんなに楽

パソコン上の作業で確定申告が完了し、税務署の窓口に行く必要がないのが電子申告システム「e-Tax」です。
導入するときの手続きに多少手間がかかりますが、一度済ませればその後は毎年電子申告でOKです。

税務署に行かなくてもよい

申告内容はデータで保存されるので、作りかけて置いたままにして後日完成させたり、前年のデータを利用したりして作成することもできます。
ほかにも添付書類を提出しなくてよくなる、通常1~2カ月かかる還付金の給付が3週間程度で振り込まれるなど、いくつもメリットがあります。

「e-Tax」の受付時間は平日の8時半から24時までですが、1月中旬から申告期限の日(通常は3月15日)までは、メンテナンス時間を除いて24時間受け付けます。
なお所得税の確定申告や納税だけでなく、贈与税、法人税、消費税の申告や納付などもできます。

「e-Tax」に必要なもの

住民基本台帳カード(ICカード)

市区町村役所で発行し、有効期限は10年間です。数百円程度の発行手数料がかかります。

電子証明書

正式には「公的個人認証サービスの電子証明書」で、サイバー上の身分証明書となる電子データです。
これがあると行政機関などに対して行う各種の手続が、自宅やオフィスのパソコンからできます。
主に自治体などが発行し、住民基本台帳カードがあれば市区町村役所でカードにデータを格納してくれます。
有効期限は3年間で、数百円程度の発行手数料がかかります。

ICカードリーダライタ

住民基本台帳カードのデータを読み込む装置で、パソコンに接続して使います。
購入の前に、自分が使っているカードの中味を読み込めるか、パソコンが対応している機種かを確認しておきましょう。

「e-Taxソフト」

「e-Tax」専用のソフトウェアで、国税庁のホームページからダウンロードします。
無料で利用できます。

パソコン

ウインドウズでもマックでも利用できます。
古いパソコンなどでは使えないこともあるので、念のため「e-Tax」の紹介ページで利用環境を確認しておきます。

最初に始めるときはこうする

必要なものが用意できたら、「e-Tax」を使う手続きを始めましょう。
最初に「電子申告・納税等開始届出」を所轄の税務署に提出します。
用紙に記入して郵送することも、インターネット経由で送付することもできます。
すると税務署が「利用者識別番号」を付与し、インターネット経由ならその場で識別番号が発行されます。

郵送の場合は届くまで10日から1カ月程度かかります。
次に「e-Taxソフト」を起動して、利用者ファイルの作成や電子証明書の登録、ルート証明書や公的個人認証サービス利用者クライアントソフトのインストールなど、各種の初期設定をします。
設定がうまくいくと「e-Taxソフト」の「メッセージボックス」に確認メッセージが届きます。
これで次回から、「e-Taxソフト」を立ち上げれば確定申告ができるようになりました。

ネットバンキングで納税まで完了

所得税の納税手続きも「e-Tax」でできます。ネットバンキングを使うので、事前に取引のある銀行で登録手続きを済ませておきます。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」からも「e-Tax」経由で申告できます。
なお必要な添付書類を後から税務署に提出するよう求められる場合があるので、手元に用意した上で申告期限から5年間は保存しておきます。

このページで「e-Tax」について詳しく解説しているので、参考にしてください。
http://www.e-tax.nta.go.jp/

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