KPIとKGI、そしてOKR・CSFとの違いをわかりやすく解説します

ビジネスの目標管理を表す手法としてKPI、KGIという言葉がネット検索では最近よく出てきます。

それぞれについては前回までの記事(KPIとは?、KGIとは?)で解説しましたが、今回はその違いや最近話題のOKR・CSFとの違いについても解説します。

1. KPIは「中期目標」でKGIは「最終目標」

KPIが注目されたのはインターネットが普及したのとおおいに関係があります。KPI(重要業績評価指標)はビジネスでの事業目標達成における中間目標という意味がありますが、Webマーケティング会社やSEO会社ではこの指標をよく使うからです。

KPIはKGIという最終目標に対して、今どれぐらい達成しているかを具体的に数値化したものです。

 上記の図は、KPIとKGIの相関関係を表しています。KGIを最初に決めて、その後にKPIとToDoを決めるという流れで業務上のタスクを決めていきます。

2.元はアメリカ医療機関で採用された手法。Googleも!?

筆者が東京・八重洲の八重洲ブックセンターで学生時代にアルバイトしていた際、1階のビジネス本の担当をしていました。その際、ビジネス本ってなんて流行りすたりが激しいのだ!と驚いた経験があります。

例えば、一つのキーワードのビジネス本が売れると、それに似たタイトルの本も続々と売れるのです。そして、しばらくすると全く売れなくなります。その当時は以下のようなビジネス本が売れていました。

  • チーズはどこへ消えた? 扶桑社
  • ザ・ゴール/企業の究極の目的とは何か 三笠書房
  • 金持ち父さん貧乏父さん 筑摩書房
  • 仕事ができる人 できない人 三笠書房

しかし、今この中でまだ売れているのは金持ち父さんぐらいでしょうか。チーズはどこへ消えたは今ブックオフでたくさん見かけます。

ザ・ゴールはかなり分厚いビジネスをテーマにした企業小説なのですが、世界で250万部以上も売れています。ビジネスの全体効率化を考え、「経営をいかに立て直すか」など具体的で複雑な業務改善のノウハウが含まれていて、KPI・KGIの考えにも通じるものがあります。KPI・KGIは元はアメリカの医療機関で始められた手法で、米・Googleも採用していたと言われています。

KPI・KGIは哲学でも思想論でもなく、ゴール達成を数値化し可視化する非常に実際的な手法で、海外の現場での実際的な手法が日本の現場でも徐々に取り入れられています。

3. OKR・CSF とは?KPIとKGIとはどういう関係になるのか

KPIとKGIには派生する用語がいくつかあります。それがOKR・CSFです。

KPI 【重要業績評価指標】

ex. 会社の3か月毎の目標売上高、SEOでの3か月毎の目標PV

KGI 【最終目標】ex. 会社の1年後の目標売上高、SEOでの1年後の目標PV
OKR 【目標と主な成果】ex.少し手が届かない目標設定と数か月毎のレビュー
CSF 【主要成功要因】ex. KPIとKGIの中間にあるもの。KPIの中で最も重要な目標。

つまり、KGI→CSF→KPI(→ToDO)という流れで最終目標からの現在の目標が落とし込みされていきます。この中で、OKRだけは別枠で捉えられます。

OKRは会社・部署・個人ごとの目標達成度50~60%程度でよい「できたらいいな」程度の目標とその結果を意味します。つまり、OKRは会社OKR、部署OKR、個人OKRと単位ごとに作るもので、各単位ごろにOKRの設定→中間レビュー→最終レビューというように目標を管理していきます。

KPIは小規模会社や中小企業の部署単位で使われるのに対し、OKRは比較的大企業に使われる手法です。

4.投資信託の世界でもKPIは使われる

KPIはマーケティング業界のみでなく幅広くビジネスで使われています。金融庁は2018年6月に「投資信託の販売会社」を比較するための「共通KPI」を発表しました。

投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIの公表について

※上記URLをクリックすると、投信会社レオスキャピタルの公式ページにリンクします

投資信託会社が最近増えていますが、どの投資信託会社を選ぶかで消費者の財産が左右される懸念もあります。消費者保護のため、金融庁では投信会社で投資信託した場合の長期的なリスクや手数料などを見える化するために共通指標を開発しました。この共通指標を参考にすれば、消費者が将来的なリスクなども検討した上で最適な選択ができると言えるでしょう。

まとめ

近頃よく聞くビジネス用語のKPIとKGIの違いをご紹介致しました。ビジネスでの仕事効率化や目標管理についてはビジネス小説もかなり参考になるのでオススメです。

 



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