会社設立で司法書士に頼むと費用はいくら?頼むメリット・デメリット

株式会社SoLabo 代表取締役 田原広一
この記事の監修
株式会社SoLabo 代表取締役 / 税理士有資格者
資格の学校TACで財務諸表論の講師を5年行う。税理士事務所勤務を経て、平成23年より個人で融資サポート業務をスタート。
平成27年12月、株式会社SoLabo立ち上げ。
会社設立支援や資金調達支援など、これから起業を検討している方やすでに起業している経営者の皆さんを様々な角度からサポートしています。

会社設立したい。社長になりたい。こんな希望を持つ方は会社設立についていろいろ調べている間に、誰かに会社設立を頼みたくなるものです。なぜって、大変そうな事務がたくさんあるからです。

では、司法書士に登記を頼むと実際どうなのでしょうか?果たしてオトクなのでしょうか。

1.司法書士って何してくれる人?行政書士との違いとは

司法書士、社会保険労務士、税理士、行政書士。これらは筆者が以前、その違いが今イチわからなかった士業の方々です。(すみません)ざっくり言うと、下記のような違いがあります。

こうしてみると、すべての士業は「法律」に関わる「書類作成」をすることが分かります。この中で、司法書士と行政書士についてははっきりした違いがよくわからないという見方をされる方もいらっしゃいます。

司法書士は元々行政書士から派生してできた士業で、司法における書類作成をするスペシャリストです。法律業務全部を行う弁護士の補佐的な立場にあり、法務局に提出する書類、つまり会社登記や相続登記などの書類作成を代行してくれます。

これに対し、行政書士は「街の法律家」という立ち位置にあり、公務員として20年間役所に勤めると行政書士の資格が手に入ります。その業務内容ですが、例えば、建築業を新たに営む事業者のために許認可申請の書類作成をしてくれ、また、会社の権利・義務を表す「会社定款」の作成や契約書の作成や遺言書の作成も行います。

  • 司法書士=国の法律を扱う弁護士の補佐的立ち位置にある書類作成を行う人

  • 行政書士=街中の法律家として、許認可・権利・義務に関わる書類作成を行う人

会社設立で必要な定款作成については、司法書士でも行政書士でも可能です。但し、法務局への登記手続きについては行政書士による代行はできず、司法書士のみの業務となります。街の飲食店が酒類の販売をする際の手続き、またリサイクルショップが古物商の認可を取るといった手続きの場合は行政書士の方が地元の認可について詳しい場合があります

2.司法書士に会社設立を頼むとしてくれる代表的な業務と費用

では、司法書士に会社設立をお願いするとして、一体いくらでどの業務を行ってくれるのでしょうか?早速みていきましょう。

会社の定款作成全部込みで

10~30万円の報酬が相場

会社の定款認証手続き
会社の登記書類作成
会社の登記手続き

司法書士が会社設立時に私たちの代わりに行ってくれる業務は主に会社定款と登記の2種類です。この他に、もちろん対面や電話でのアドバイスや相談業務も含みます。上記は全部込みの料金相場ですが、定款作成のみで2万円~という個別手続きを行う司法書士事務所もあります。

会社設立には実費として株式会社の場合で約20万円(定款認証で5万円、登録免許税で15万円)はどうしてもかかりますが、司法書士に頼む場合はこれにプラスして上記の報酬がかかります。会社設立を報酬20万円の司法書士にに依頼した場合、実費含めて40万円はかかると覚悟しておきましょう。

4.司法書士に依頼する際は注意!電子定款は自分でもできる

さて、どの司法書士に依頼しようかと探す場合、多くの人はインターネットのWebページを見て決めています。最初からホームページに料金が明記されている事務所とそうでない事務所があり、メールフォームで問い合わせると「ついでに〇〇もするので、〇十万円でいかがですか?」というように業務範囲を広げる営業をもちかける人もいます。

また、たいてい司法書士の業務料金についてはあなたが自分で実施した場合と司法書士に依頼した場合の2パターンが表示されていますが、司法書士に依頼した場合は電子定款を利用するため「定款貼付収入印紙」の4万円が0円で記載されています。電子定款で定款を提出する場合は定款貼付収入印紙代の4万円は無料になります。もちろん、個人で実施する場合もです。

自分で電子定款で申請する場合は①電子証明書の取得・②Adobe Acrobatのダウンロードとインストール、③電子証明ソフトの取得とやらなくてはいけないことがたくさんありますが、その代わり、収入印紙代の4万円や司法書士に頼む報酬は節約可能です。

この他に、司法書士事務所の料金表をみる際は「実費含む」料金なのか、「実費含まず」の料金なのかをよく確認してから依頼するとトラブルが防げます。

5.こんな人は会社設立を司法書士に頼むメリットあり

会社設立を司法書士に依頼するメリットですが、この先も司法書士に依頼することがたくさんありそうな気がする人や、とにかく煩雑な手続きが苦手な人は思い切って依頼した方がスピーディーに定款作成と登記ができます。

しかし、お金をとにかく節約したい!方やGoogleでなんでも自分で調べて実行するタイプの方は自分で調べて会社設立する、というのも一つの方法です。知識豊富・経験豊富な良質な司法書士に出会えれば会社運営において報酬以上のメリットがありますが、どうやって良質な司法書士を見極めればいいのか?という新たな問題も出てくるのです。

まとめ

司法書士に会社設立を依頼すれば、面倒な定款作成と認証、そして登記手続きをまるまるお願いすることが可能です。報酬は10~30万円程度かかるため、その費用を節約したい、時間はたっぷりあるので自分で調べて経験値を上げたいという人は自分でやるのも一つの方法です。

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