融資額を少しでも多く!その為の別紙資料作成方法をチェック!

資料を手渡しているサラリーマンの男性日本政策金融公庫での融資の際に、融資担当者は計画性があり、融資を受ける準備をしている方に対しては、比較的高い確率で融資を行っています。

融資を受ける側は、しっかりとした計画・準備を行い、融資担当者にアピールをすることが最も重要です。

アピールの一つとして、「創業計画書」の提出を行いますが、この一枚ではアピールが十分ではありません。別紙資料としてアピールできる資料を作成し、提出を行うことで融資を受けられる可能性も上がります。

今回は、飲食店の開業を行う方を例に、別紙資料作成方法についてお教えしていきます!

①プロフィールの作成

自身の経歴についてまとめましょう。プロフィール作成で一番重要なのが経歴です。自身をアピールできるポイントだからこそ、記載漏れがないようにしましょう。

〈OKな経歴記載例〉

▪経歴書

2005年~2008年 ○○店勤務

→調理スタッフとして勤務。調理だけではなく、仕入れや発注等の業務も経験し、経営に関してのノウハウを学ぶ。

2008年~2012年 ○○店勤務

→調理だけでなくホール業務も経験し、スタッフリーダーとして勤務。顧客アップを目指し、企画提案等も担当。

2012年~2017年 ○○店勤務

→お客様と対話をしながら調理をする等の経験で、コミュニケーション力のアップにも繋がった。

勤務年数に加え、各店舗で何を学んだのかの記載があることはプラスに捉えられます。アピール資料として、少し膨らませて書いても良いでしょう。

〈NGな経歴記載例〉

▪経歴書

2005年~2008年 ○○店勤務

2008年~2012年 ○○店勤務

2012年~2017年 ○○店勤務

各店舗での勤務年数が長いということは、プラスに捉えられますが、これだけでは中身がないプロフィールになってしまいます。上手な経歴の書き方としては少し弱いです。

 

②創業動機を伝える資料

提出する決まりがある創業計画書の中にも、創業動機を記載する欄がありますが、スペースが少なく、書くことも限られてしまいます。これでは、自身が創業したいという思いを伝えるには足りません。

その為に、別紙で創業動機を作成し、提出すると良いでしょう。

創業動機は、開業をしたいという熱い思いを融資担当者に伝えるための大事な部分です。余すことなくいっぱいに書くことで評価も上がります。

創業動機は開業したいという気持ちを伝えるための大事な部分!!自分の想いを余すことなく伝える!

 

③資格を保持している方の場合

飲食店開業には、飲食に関連した資格が多く存在します。「調理師免許」「ソムリエ」「食生活アドバイザー」など数知れません。中にはこれらの資格を保持しながら、開業を目指す方もいらっしゃるでしょう。

資格を保持している方は、「○○の為に勉強をし、資格を取得した」のように、別紙にてまとめ、アピールをしましょう。

資格を持っているということだけでも、十分な評価を受けますが、何のために取得をしたのかという理由が大切であり、開業を夢見て何年も前から準備していたという計画性の面で更なる評価を受けることができます。

《例》

▪保有資格

2013年 食生活アドバイザーの資格取得

健康や食の安全面を考えたバランスの良い食事の提供ができる飲食店開業を目指し、食生活アドバイザーの資格を取得した。

 

④ターゲット設定に関する別紙作成

飲食店開業の際に考えるのは、ターゲットをどんな方にするか、ということです。

居酒屋であれば会社帰りのサラリーマン、カフェであれば女性、定食屋であれば学生、のように誰しもが設定する点でもあります。

ターゲットが明確であるならばそのことを別紙にまとめる、また、そのターゲットを集める為にどのような工夫をしているか、ということを書き加えることで融資担当者にも伝わりやすくなります。

 

⑤開業予定の立地についての資料

ターゲットと並行して立地場所の説明があることもアピールの一つです。

立地場所の周辺の様子や説明をすることで、どのくらいの需要があるのかも分かりやすく、イメージがしやすくなります。

《例》

▪立地条件

〈最寄り駅〉 ○○駅 駅から徒歩〇分

〈近隣の様子〉 〇〇会社・○○工場・○○社

オフィス街に位置していて、会社から駅までの道のり沿いに位置している。

帰宅時には、約○○人ほどが通行している。

 

⑥競合調査の結果を別紙で作成

飲食店は競争が激しい為、競合調査は欠かせません。自身で近隣の飲食店へ行き、競合調査を行い、その結果を資料にまとめて提出すると良いでしょう。

また、何店舗くらいが存在し、その店舗は何を提供しているのか等もまとめて、融資担当者へ伝えると良いでしょう。

 

⑦提供予定メニューのまとめ資料

飲食店の場合は、創業後にどんなメニューを提供するのか決まっていないという方が多くいます。その為、目安でいいので、どんなメニューをどのくらいの価格で提供するのか、ということを記載し、別紙資料として作成しておくと良いでしょう。

 

⑧損益計算書の作成

下記の項目がそれぞれどのくらいかかるのかをまとめ、1ヵ月の売上・利益・経費等を把握できる資料を作成しましょう。

《売上高》《売上原価》《経費内訳(給与手当・租税公課・荷造運賃手数料・水道光熱費・旅費交通費・通信費・交際費・消耗品費・福利厚生費・地代家賃・会議費・広告宣伝費・支払手数料・リース料・諸会費・支払報酬料・その他経費)》

 

⑨将来設計を立てた別紙の作成

飲食店は長年続けていくのが難しい業界でもあります。その中でどのように生き残っていくかが重要であり、計画無しに開業に踏み出すのは危険です。

どのように常連のお客様、新規のお客様、リピートのお客様を作るのかを考えなくてはいけません。

融資を受けるために作成する資料でありながら、これは将来のお店の事をも考えさせられる資料です。開業前に考えておくことで、将来のあり方も大きく変わっていきます。

開業に向けた準備をきちんとしているというアピールにも繋がる為、将来設計を立てた資料も作成しておくと良いでしょう。

 

まとめ

今回は、融資を成功させるため、融資額を少しでも多くするために必要な別紙資料の作成方法についてご紹介しました。

融資に関係する資料ばかりですが、開業後に自分にとっても役立つ資料でもあります。しっかりとした計画を立て、準備を行うという姿勢が大事であり、開業に向けての熱い思いを融資担当者に伝えることで、融資確定の可能性も高まります。

 



中小企業庁が認める認定支援機関の専門家があなたをサポートします!

~日本政策金融公庫からの融資実績700件以上~

  • 独立をするための資金が必要
  • 創業7年以内で資金調達を検討している
  • 低金利で融資を受けたい
  • 多額の資金を借入したい

上記のようなご希望をお持ちの方、認定支援機関に相談してみませんか?
まずは下記から無料でご相談ください

起業者支援の専門家に相談してみませんか?