税理士がいるだけで、ビジネスは変わる  その4

税理士がいるだけで、ビジネスは変わる  その4現在、新規設立した企業 10 社のうち9社が 10 年以内に倒産すると言われています。

人が健康診断を受けて、病気の早期発見につながるのと同じように、企業も悪い兆候を早めにみつけて対処することで、健全な経営を続けていくことができるはずです。

では、会社における健康診断とはなんでしょうか。

経営の「健康診断」で会社の課題をチェック

どんな会社でも、1年間に一度は決算書を作成しています。

この決算書を使用して、税理士から経営の評価、アドバイスを受けることを「決算カウンセリング」といいます。これを健康診断代わりに活用するのです。受ける時期
は、決算書ができあがってから3カ月以内が適切でしょう。顧問税理士に「決算カウンセリングを受けたいのですが……」

と申し込んでください。喜んで応じてくれるはずです。

起業してすぐの経営者は決算書を
「税金を支払うための計算書」
と考えている人が多いようですが、その認識は間違いです。たしかに、税金を支払うために正しい決算書をつくらねばなりませんが、それ以上に決算書には企業の会計
のすべてが詰まっています。適切に分析すれば自社の課題、強みなどが見えてきます。

決算書から学べるポイントを6つ、挙げておきます。

1)事業は成長しているか
2)安定的に儲けているか
3)人件費負担に問題はないか
4)潰れないか
5)返済能力に問題はないか
6)効率よく儲けているか

これらの数字を把握することで、いま自社は健全な経営状態にあるのかを知ることができ、今後よりよい経営改善を行うためにはどうすればいいのかを考えることがで
きます。

これを起業したばかりの経営者が1人で行うのは、はっきりいってムリです。膨大な量の数字から重要なポイントを見つけ、重点的に分析しなければならないからです。

決算書を読み込まずに、経営をしている状態は、自動車の運転に言い換えてみれば「目隠し運転」のようなものかもしれません。運転するときは、路面状況や他車の動向、
天候、自車のコンディションなどあらゆる変化を敏感に感じ取らなければなりません。
決算カウンセリングを受けることで、経営の「目隠し運転」から卒業することができるのです。

tax-accountant2-4_fig1

 

 

「決算カウンセリング」で変わった2人の経営者

決算カウンセリングの事例を2つ、ご紹介します。

自動車ディーラーのKさんは「数年頭うちだった業績をなんとか上向きに修正したい」と決算カウンセリングを受けました。税理士からは、「人件費が高く、結果とし
て粗利率を圧迫している」と指摘されました。

そこで、修理工の作業を項目毎にすべて洗い出し、細分化したそうです。その結果、 作業時間が 10 %短縮でき、今後の経営に新しい展望も開けてきたそうです。

また、社会福祉法人を経営するTさんは、3年前から決算カウンセリングを受け、「業界の平均値との違い」を指摘されました。これは「中小企業実態基本調査」(中小企業庁発表)のデータから算出した国内中小企業の平均値を基準に、Tさんの状況を鑑みたうえでのアドバイスでした。

平均値より上回っていればその会社の強み、下回っていれば弱みとなります。この「平均値との違い」が明らかになったことでTさんには、ある意識の変化が起こりま
した。それは年間の決算書だけではなく、月次決算書の読み込みに興味がわいたことです。
毎月の経営をしっかりしておけば、1年間の決算は単なる合計にすぎない」と理解でき、毎月の税理士の訪問が楽しみになったそうです。

 

5年後の経営目標が明確になる

数年先を見据えるための「3つのビジョン」

決算カウンセリングは、税理士からの健康診断の結果です。

もし医師から「血圧が高い」と診断されたならば、
「1日の塩分摂取量を5g以下におさえよう」
と今後の対策を立てなければいけません。

同じように、決算カウンセリングの経営診断を踏まえて「自社は何をすべきか」を検討する必要があるのです。

具体的には……

①5年後の目標
②克服すべき課題
③今期の目標

これら3つのビジョンを明確にすることが、経営計画の見直しになります。

「5年後の目標」
どのような会社にしたいのかというビジョンと利益目標を明確に設定しましょう。
5年後の目標が決まらなければ、そのために克服すべき課題や、単年度の目標が決められなくなります。

「克服すべき課題」
5年後の目標が決まったら、何を準備し、どんな課題を克服すべきかを明らかにします。具体的な数値と行動目標を設定することで、解決に向けての道筋がより、明確
になるはずです。

「今期の目標」
5年後の目標を設定し、克服すべき課題が明確になったら、今期単年度、何をしなければいけないのかを検討します。これは中期目標を短期目標に落とし込む作業とな
ります。より明確な数字と具体的な行動目標を決めて、万全の準備を心がけましょう。

目標を達成するための有効な対策を練る

5年後の目標、単年度の目標を、数字で書き出そう──という主旨を経営者の方にお願いすると、「目標は頭のなかにあるから、わざわざ紙に書く必要はない」という
言葉が必ず返ってきます。

じつは、頭のなかほど、いいかげんなものはありません。
なんとなく「売上が○○億円になったらいいな」くらいに思っているのがほとんどでしょう。実際にその売上目標を達成しようとするなら、目標到達のために商品をど
れだけ仕入れるべきか、販売促進のための人件費はいくらかかるのかを計算すべきです。しかし、正確に計算している人はおそら少ないでしょう。

頭のなかにある目標を紙にかくことで、はじめて細部までが明らかになり、そのための有効な対策を練ることができるのです。

信頼できる税理士と出会いたい方へ

会社の税務を依頼するために信頼できる税理士を探したいという方は、ぜひ、私達にご相談ください。

お客様のご状況を確認しながら、お客様にあった税理士を紹介させていただきます。まずはお気軽に、下記にご連絡ください。ご相談は無料です!



節税しすぎると、融資を受けにくくなるということをご存知ですか?

税金を少しでも安くしよう!という考えが間違っているわけではありませんが、節税しすぎて融資が受けられないケースがあります。

  • 節税もしたいが、融資も受けたい
  • 会社を成長させるためにどんな決算書を作成すればよいか知りたい
  • 毎年会社を成長させていきたい
  • 融資を受けやすい決算がどんなものか知りたい
  • 低金利で融資を受ける方法を知りたい

上記のようなご希望をお持ちの方、認定支援機関に相談してみませんか?
まずは下記から無料でご相談ください

起業者支援の専門家に相談してみませんか?