大学生のうちに起業家になるハウツーを公開

最近、若くして会社を設立する起業者が大企業と遜色ない規模にまで成長し、国内だけでなく世界からみても有名な企業になっている事例を多々見かけることがございます。

中には学生でありながら起業を果たした創業者もいます。

就職活動をせずに学生起業として社会に貢献していきたいと思う学生も増えているのではないでしょうか?

今回は、そんな学生でありながら起業したいと考える方に、起業の方法や起業をするメリットからデメリットまで詳しくご紹介していきます。

1.学生で起業するには

(1)簡単になった起業

一昔前までは「起業」と聞くと、会社を立ち上げるために最低でも資本金として1000万円程度は用意し、オフィスを借り、従業員を雇って、パソコンやコピー機、デスクなど揃えてというように、会社としての形をしっかり整えてから事業を始めていました。

 

しかし現在はITが世界的に普及し、誰とでもパソコン一台、スマホ一台からインターネットを利用して通じ合うことができるようになったため、ビジネスの幅が広がり、特にインターネットを使って起業をする起業家が増加しています。

様々なWebサービスやスマホアプリを開発するなど、新たなビジネスモデルが主流になっています。

 

またインターネットでのビジネスが主流になった最大の理由としては、コストを最小限に抑えることができる点です。

 

学生でもネットが使える環境とやる気さえあれば起業ができてしまう現代だからこそ、学生起業が増加した足掛かりになっているのかもしれません。

もし学生のうちから起業を考えているのであれば、インターネットを活用した起業が成功率の高いやり方と言えるでしょう。

(2)ネットビジネスで資金を抑える

インターネットを使った起業では、オフィスを賃貸する必要はなく、パソコン一台とネットサーフィンを行う環境さえあれば、自宅やカフェで事業を開始することができ、事前に用意する初期コストが非常に少なく済みます。

 

学生では数百~数千万円という資金を調達するのは困難です。

起業後に事業が軌道に乗り、投資や融資を受けることで多額の資金を得ることは可能ですが、起業前ではそう上手くはいかないでしょう。

アルバイトをして資金をこつこつ貯めるのも悪くはないですが、これでは資金調達までに時間がかかってしまい起業までたどり着けません。

少額な資金の中で起業するためには、やはりインターネットを活用することが一番現実的だと言っても良いでしょう。

(3)ビジネスコンテストに参加し投資を集う

学生ではどうしても社会経験がないということで、融資や投資を受けにくい傾向があり資金作りに困難を強いられることが多くあります。

しかし、ビジネスコンテストなどに参加することで、しっかりと練られたビジネスプランを構築することでき、世の中のニーズを満たした現実味のあるビジネスが成り立つことができます。そして、自身のビジネスプランが客観的に良し悪しを判断され、審査員から評価されることでビジネスモデルの戦略や見直しを行うことができます。

 

また、自身のビジネスプランに関心を抱き支援してくれる方も中にはいます。

そしてコンテストによりますが、優勝した場合の特典として起業の資金援助を受けられたり、作業環境を整えてくれたりしてくれる特典がある場合もあります。

 

ただし、必ずしもビジネスコンテストなどに参加する必要はありません。参加しなくても成功している学生起業家も多くいます。

(4)専門のビジネススクールに通う

起業家の中には、起業後に事業で必要不可欠なスキルや資格を身につけるためにビジネススクールに通う方もいらっしゃいます。

例えば、IT関連で起業を考えているならサービスを作るために、プログラミングやエンジニアリングの知識が必要になり、独学で身につけるには非常に時間がかかります。

もし学生のうちにビジネスを開始したいと思うのであれば、その分野の知識や技術を学ぶためにビジネススクールに通って学ぶことも検討すべきです。

またビジネススクールでは、同じ意思を持っている学生や社会人まで数多く存在します。

情報交換の場にもなり、またビジネススクールでは独立し成功した講師などの講義にも参加することができるので、良い情報を得る場となるでしょう。

(5)大学の起業サークルに所属する

大学の中には将来起業したいと考えている学生が集い、お互いの考えや情報を共有することで目標に向かって切磋琢磨する「起業サークル」があります。

 

有名な所では、東京大学の「YNK」という起業サークルがあります。このサークルには東大生だけではなく、慶応義塾大学や早稲田大学など他大学の学生も参加している大きなサークルです。すでに何人もの学生起業家を輩出しています。

また、考えたビジネスプランと同じプランを抱いている学生がいれば、仲間となって一緒に事業を立ち上げることも可能です。

(6)起業を成功させるために目的を考える

起業するというのは簡単ではなく、挫折や失敗を繰り返して成功へ近づきます。

目標や目的をしっかりと決めることで、起業自体の成功率があがり、強い心で作業に取り組むことができるようになります。

また会社にも企業理念があり、その理念の下に従業員が集い、一丸となって目的に向かっています。

理念は会社のモチベーションであり、原動力です。その理念を決める際にも目的を決めることは非常に大切になってきます。

例えば、起業する目的が「有名になりたいから」「お金持ちになりたいから」「自慢したいから」など私欲のために起業しても成功は難しいでしょう。

そもそもそのような考えの人の下で働きたい人はいませんし、一流の経営者を相手にその考えでは取引もしてくれません。

目的にはもっと強い動機が必要です。

例えば「高齢者が使いやすいガシェットを作りたい」「歩きスマホの事故を無くしていきたい」「不便に感じるところをサービスへ転換していきたい」など、自分以外の人のためや自分がどうしても変えたいと思ってきたことなど、世の中の必要性や責任感が働く目的の方が人間は努力していけます。

起業する目的もそういったものに設定してみましょう。

2.学生でありながら資金を調達する方法

起業には最低限の資金と機材が必要になります。全てない状態ならば、学生であっても資金調達を行わなければなりません。

以下では資金調達の方法を解説していきます。

(1)アルバイトで貯蓄

学生の資金調達方法でもっとも一般的なのは、「アルバイト」で貯金することでしょう。

学生ができる「アルバイト」でも月に数万円〜十数万円くらいは稼げます。

例えば、WEBメディアを制作し、サイト上に広告を貼ることで収入を得るビジネスなどであれば、費用としてかかるのはパソコンの購入代やサーバー代、ドメイン代、電気代くらいなので、数千円程度で済みます。小さな金額で起業が事実上可能です。

 

他にも少ない資金でもできるビジネスは沢山あります。

インターネットを活用したビジネスであれば、学生のうちでもアルバイトで貯めたお金だけで十分資金を作り出せます。

(2)融資を受けて資金調達する

日本政策金融公庫や民間の金融機関からお金を借りて資金調達する方法もあります。

 

ただし、融資してもらったお金は、きちんと返済しなければなりません。

金融機関や日本政策金融公庫から融資を受けるには信用や担保、自己資金、経験などが必要となるので、学生のうちに融資を受けられる可能性は低いでしょう。

また、両親や親戚、友人などから借りたお金で起業するのはオススメできません。

金の切れ目が縁の切れ目。人間関係が悪化する恐れがあるので注意が必要です。

 

あるいは実業家から出資を受ける方法もあります。

実業家のなかには若い創業者たちを支援しようという考えを持っている方もいるため、ビジネスプランをアピールして、高い評価を得られれば学生であっても出資を受けること可能です。

最近では、ネット上でビジネスプランを公表し、そのビジネスに賛同してくれる方たちから資金調達ができる「クラウドファンディング」などもあります。

3.学生の時に起業するメリットとは

大学生が起業するメリットをご紹介します。

(1)失敗してもまだチャンスがある

起業には失敗がつきものです。

有名な起業家たちも、数多くの失敗や挫折を経験したからこそ、今の成功があります。

「失敗は糧であり、宝です」大学生の内でその経験ができるのは社会人で経験するよりも明らかに大きなチャンスが残っています。

また、結果的に起業をしなかったとしても、企業に就職をしてサラリーマンになるという選択肢もあります。

学生だからと言いませんが、失敗したとしても進むべき選択肢が残されているので、その点が強みであり活用していくべきでしょう。

(2)若いから勢いと体力がある

起業は一日二日ではできません。また事業を軌道に乗るまで数ヶ月もしくは数年かかる場合もあります。コツコツと売上を上げるために毎日業務に取り組むには、やはり体力が必要です。

また万が一、事業が失敗してもまた新たにビジネスを考え、実行するだけの気力や体力もあります。

(3)起業したという実績が評価される

学生時代に起業を考え、実際に実行に移すという行為は非常に稀な経験であり、努力が必要なことでもあります。

また起業したという経験は今後の進路に大きく影響していきます。起業したもののうまくいかずに、就職活動をすることにしてもその経験は企業にとっては大きな評価ポイントになるでしょう。

企業側からすれば、経営者に近い視点で考えられる人材を常に欲しています。自分で考え、計画し行動に移す力はどこの企業でも即戦力になりうるからです。決して起業して成功しただけが評価ではなく、その事実がとても大切だと考えられています。

(4)経営者から出資されやすい

前述で資金調達について触れていましたが、経営者の多くは若い創業者に対して期待を持っています。そのため、業種問わず社長自ら若い学生の方に事業の資金を出資ケースがあります。

また、若い世代が考える新しい発想や考え方は近い未来の「当たり前」であり、その「当たり前」には、多くのビジネスチャンスが眠っています。支援を行った経営者の多くは、そのチャンスに投資しています。

支援を受けた学生起業家はそのチャンスを出資者に見せていく必要があることを忘れてはいけません。

(5)吸収スピードが速い

学生というだけで経験が浅いと思われていることがあるかと思いますが、その通りです。

しかし、大学生には新しい知識を取り入れることができる柔軟な脳があり、素直な心があります。

経験という枷がない分、常識に囚われず自由な発想とチャンスを生み出すことができます。

学ぶことに特化している活動的な脳でたくさんのことを学び、起業に必要な情報や知識をどんどん身につけていきましょう。

これからの新しい社会の常識を作っていくのは、若者なのだから・・・

4.学生の時に起業するデメリットとは

(1)学業との両立が大変

大学生の本分は学業であり、授業に出席して勉強し、テストを受けて成績を残し、単位を取らなければなりません。

そういった点で学業と起業の準備の両立は非常に難しいでしょう。どちらかをおろそかにしてもうまくはいきません。

 

元株式会社ライブドアの堀江貴文さんは起業した時点で大学を中退しています。中にはこのような選択をする学生起業家もいますが、その判断の良し悪しはわかりませんし、やはりリスクな部分もあります。

就職面でも選択肢が少なくなりますが、それよりも学費を払ってくれたのがご両親の場合、考えなしに中退を決断するのはよくありません。

家族としては、せっかく入学した以上は、学業を修めた上で、起業するなり就職するなりして欲しいという考えを持っていることでしょう。

(2)多額の初期費用がかかるビジネスにはチャレンジしづらい

始めるビジネスによりますが、初期費用がかかるビジネスに挑戦するのは難しい傾向があります。前述したとおり、学生ですと金融機関や日本政策金融公庫から融資を受けるのは非常に難しいです。

店舗や材料費など固定費用が高いビジネスを開始するには、許認可も必要ですか何より多額の初期費用がかかります。また従業員も抱えなければならなくなり責任も重大です。

いきなり始めるビジネスとしてはとてもリスクが高いと言えます。

やはり、学生として起業しやすくこれからのビジネスモデルとしても主流であるWebサービスやアプリ開発などの事業に取り組むのが最善でしょう。

(3)学生には誘惑が多い

学生には様々な誘惑があります。

例えば、飲み会や恋愛、遊びなどです。周りの友達が毎日のように遊び歩いている中、起業に向けてひたすら作業を続けるのは気持ちの面で息苦しさを感じることでしょう。その結果、誘惑に負け遊びを優先してしまうことがあります。

誘惑の多い学生時代に起業するということは、これらの誘惑に打ち勝たないといけません。

ただし、時に息抜きは大切です。行き詰って作業しても決していいものは生まれないでしょう。メリハリをはっきりつけ、行動していくことを心掛けてください。

(4)社会経験がないため知らない常識が多い

実際にまだ社会に出ていない学生には、社会経験の無さで苦労することがあります。

例えば名刺交換や商談の進め方、服装、言葉遣いといったものから、ビジネスメール・マナーの心得などです。

ネットビジネスであれば仕事で人に会うことは多くはありませんが、全く会わないわけではありません。最近は商談時のルールやマナーに関して寛容になりつつありますが、まだ業界や相手によってはマナーを重視しなければならないこともあります。

 

また、サービスにお金を使う人の大半が社会人になります。社会人が使いやすい、面白いと思えるビジネスを作ることが成功への近道になります。

その際に、社会人の考え方や立場を理解するのは学生では不可能に近いです。

経験がないのなら、マーケティングを事前に行い時間をかけて調査等をしていきましょう。

(5)他の企業になめられる

学生というだけで偏見を持ち、下に見てくる企業も中にはあります。

例えば、クライアントである企業との取引の際、「学生だから安心ができない」「仕事の質が悪いでしょ」という偏見を持たれ、相手にされない事態も発生します。

相手はビジネス経験豊富な社会人であることを忘れずに、前もってビジネスマナーの勉強をしたり、ロールプレイングを行うことが大事になります。

5.学生起業が失敗する原因と理由

起業にはリスクがつきものです。たとえリスクの少ないビジネスを開始したとしても、失敗する可能性がゼロになることはありません。

特に学生起業家は、失敗してしまう可能性が高いのが現状です。

では、どのような原因で失敗してしまうのでしょうか。

(1)事業の見通しができていない

社会人経験、知識が浅い学生なので、必死に考えたビジネスプランでも実は見通しが甘い部分がよく見られます。

そのまま具体化し事業を開始しても、すぐに結果は出ずに費用ばかりかかってしまいます。

その結果、資金が足らなくなり事業から手を引くことになるケースは珍しくありません。

決して学生だけではなく、社会人であっても同様なケースに陥ることもあります。

(2)ゴールへのビジョンが具体的ではない

具体的なビジョンをハッキリさせることで起業後のゴールが見えていきます。

例えばWebサービスで起業した場合、「月間のPV数を300万PVにする」「月間の売上を2000万円達成する」などのビジョンがないと、ただ走るだけではモチベーションも下がり、生産性が上がりません。

できるだけ具体的かつ実現可能なゴールをビジョンにすることで起業後のモチベーションが保てます。

(3)軽い気持ちで起業したため

安易な考えで、仲がいい友達を集めて起業しようとしても失敗してしまう確率が高くなります。

一人で起業するのは確かに勇気が必要です。

ただし、寂しいからといって身近な友達を仲間にしても、意識やビジョンが必ずしも一致するとは限りません。

本気で起業し、成し遂げたい思いがあるのなら一人でも起業を頑張るべきです。

もちろん同じ思いの友人がいるのであれば共に立ち上げに人力するのもいいですし、起業する事業において必要なスキルを持っている人と一緒に起業していきましょう。

6.学生起業の失敗を避ける方法

先ほどは失敗の理由や原因を述べていましたが、ここではその失敗を事前に避ける方法をご紹介します。

(1)初期費用が少ない低リスクの事業を始める

起業する際の初期費用が大きくかかるビジネスほど、キャッシュフローは大きくなる場合が多いですが、その分リスクも大きく、学生にはとても背負いきれるものではありません。

まずは、初期費用を抑えることができるビジネスから始めることでリスクを軽減し、地道に売上を伸ばしていきましょう。

リスクを抑えることでストレスや精神面でも楽な気持ちで事業に取り組むことができるでしょう。

(2)心細いがまずは1人ではじめる

(1)で説明しましたが、従業員やアルバイトなどを雇うことは費用がかかり、リスクが大きいので推奨でません。

まずは自分1人でビジネスを始めてみましょう。

お金を稼ぐ仕組みを作り、作業にどうしても人手が足りなくなったら必要な人数を増やすというように考えてください。

まずは自分だけできることからプランを考えて実行していきましょう。

(3)仲間は慎重に選ぶべき

身近な仲間と一緒に起業すればうまくいくなどの考えは捨てましょう。

確かにコミュニケーションは取りやすく、楽しく起業の準備ができるかもしれませんが、意識の違いやビジョンの違いにより後のモチベーションに関わってきます。

また、打ち合わせと言いながら飲み会をしたり、たわいのない話をしたりすることで時間を無駄に使ってしまうなど作業効率が悪くなります。

ビジネスは遊びではありませんので、組む相手は慎重に選んでいきましょう。

7.学生のうちから起業していた方々

以下が学生のうちに起業した有名な起業家です。

・ソフトバンクグループ株式会社 孫正義

・株式会社ライブドア 堀江貴文

・株式会社リクルート 江副浩正

・株式会社リブセンス 村上太一

・Gunosy 福島良典

・マイクロソフト ビル・ゲイツ

・Facebook マーク・ザッカーバーグ

日本経済に多大な影響を与えてきた方々ですので、一度はどこかで名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

まとめ

インターネットの発展により大学生の起業家が年々増えています。初期費用を抑えた起業が可能になったことも増加の要因だと思われます。

若く新しい思考やビジョンが国内だけではなく、世界全体には必要であり、若い起業家たちが今後の日本を引っ張っていくと予測できます。

あなたもその日本の経済発展の礎の1人になれるように願っています。



会社設立後に、倒産リスクを大幅に軽減するための方法とは?

倒産リスクを軽減させるためには、創業してすぐに日本政策金融公庫を利用すべき

~日本政策金融公庫からの融資実績700件以上~

  • 日本政策金融公庫から創業時に融資を受けたい
  • 会社の倒産リスクを軽減したい
  • 毎年会社を成長させていきたい
  • 余裕があるタイミングで融資を受けておきたい
  • 低金利で融資を受けたい
  • 独立をするために資金が必要

上記のようなご希望をお持ちの方、認定支援機関に相談してみませんか?
まずは下記から無料でご相談ください

起業者支援の専門家に相談してみませんか?